中国の高速道路に関して

ものすごく騙された感がある

日本を始めとした有料道路と呼称されているものは世界各地に広がっています。先進国・途上国に関係なく、人々のライフラインを繋ぐ上で必要な道路の存在は大きい。自動車というものが産業革命以後に開発されてからというもの、貨物運搬にも自動車が当たり前のように利用され始めてから、生活は一変したと言っても良い。日本にもホワイトロードのような高速道路ではない有料道路はいくつも存在しているが、世界的な尺度で見れば必ずしも一番多くあるわけではないのです。

では何処の国が一番有料道路を多く建設・整備しているのかというと、ここ最近になってまたしても不穏な空気がこぼれ始めている中国だ。この国では高速道路を始めとした有料道路は世界の有料道路、その長さを総計した14万kmのおよそ7割にもなる10万kmがある国だ。10万kmとは地球を海や大陸に関係なく回るとしたら、およそ2周半も出来る距離となっています、あまり実感が持てるという人は少ないと思いますが。

広大な土地面積を有しているだけあって中国においても高速道路を始めとした有料道路の価値は非常に高くなっているものの、だからといってこれだけは受け入れられないとまで言われている問題も内包していた。ではその問題とは何かというと、有料道路を走行するための通行料金がありえないほど法外な金額を搾取されるという点が挙げられるためでもある。何処に言ってもまず最初にトラブルを起こすのがお金というのだから、生きていく上で必要であっても強すぎるがあまりに恩讐を生みやすいようだ。

日本でも有料道路の通行料金問題はよく取り沙汰されていますが、まだ中国ほど溝が深いわけでもないのでその点は1つ補足しておこう。

必要と言われながらも

中国全体、というだけでもかなりの広さがあるため地方としても都市部とを結ぶ交通ラインは絶対不可欠だ。しかしそれでも中国の高速道路をはじめとする有料道路の開発は順次上手く言っているとは言えず、一部の地方にはいまだ届いていないという切実な問題が現実に立ちふさがっています。日本の大半の地域でも道路という道路は整備されている点を考えても、僻地と呼ばれるだけの場所がまだこの国にはあるのだという事実を思い知らされます。

それだけに高速道路は欠かせないとは言えど必要だからという理由に託けて、こちらもまた中国だからこそというわけでもないが、よくありがちな問題となっているのが金銭的な問題だ。

圧倒的とも言えるコスト高

高速道路を建設・維持・運営するためには莫大な費用がかかります。それに見合った分だけの通行料金を有料道路に課していいかと言われると、そんなことはない。けれど中国では一部の運営会社により、独占的な権利を握られているせいもあって、建設費という問題もそうですが、運営するための通行料金が破格に高いというのも評判だ。それもそのはず、本来ならありえない距離感で料金所を設置して、不当にお金を搾取しているという蛮行が横行しているというのです。

中国の高速道路を始めとした有料道路は基本、あいだは40kmは最低離すようにするのが規定されているものの、一部の地域では監察の目も届きにくいことを利用して半分の20km間に料金所を設置しているというのだ。つまり本来なら料金所1つで事足りる料金の2倍も盗られている計算だ。利用している国民にしてみれば納得しかねるでしょう。

料金所にいる人員にも

そして料金所にいる係員にも批難が飛び交っている。どうして職員までと思うかもしれないが、料金所にいる際は自動車が通る際に通行料を受け取り、きちんとその代金があるかどうかを計算する業務だ。言ってしまえば渡されたお金を受け取るだけの仕事と評する人もおり、そんなカンタン業務をしているだけで中国の平均月収よりも多いとまで言われる『約8,000元』もあるそうだ。日本円にすると約『12万円』となる。さほど高いと感じる程ではないのだが、中国国内ではこれだけもらっていれば上等と言われているそうだ。

都市部と地方の格差

料金的な意味、加えて職員がこんな楽な仕事をしているだけなのにと非難轟々を集めているわけだが、これだけが問題とは言えなさそうだ。やはり一番大きいのは都市部と地方との道路状況やらの利用に格差が生じていることでしょう。首都・上海から西にウイグル族が多く住むカシュガル地区までとなればかなりの距離があります。いくらロシアと比べたら狭いといっても、いまだ人間の足では踏破することは死を意味しています。

しかしながらそこまで高速道路が普及しているかと言えばそこまでの長さにまで至っていないのが現実。中国は体制事態にも問題を多く抱えている中で、交通事情にも都市部と地方との差は広まるばかりなのを痛感させられます。

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